2018/04/01
<NAUI> NAUI新コースのご案内
世界で初めてITCを開催したNAUI。NAUIは常に安全ダイビングの普及・啓蒙に力を入れ、ダイビング業界をリードしてきました。
この度NAUIはダイビングをしていないときもダイビングスキルの向上を図ることを目的とした、新コース(NAUI Mime diver course)を導入します。以下、コースの基準内容になります。
NAUI Mime Diver1(NAUIマイムダイバー1)
コースの概観
このコースはパントマイムを練習することによって、テクニカルダイビングのスキルと自信を求めることを希望する方に提供されるコースです。このコースを修了すると、ドライエリアにおいて、クスクスと笑う聴講者の前でテクニカルダイビングのスキルを行う能力があるとみなされます。
指導者
以下の基準を満たした現役のNAUIインストラクターがこのコースを開催できます。
―NAUIマイムダイバー1修了または同等の資格
―100時間以上のパントマイム経験
―NAUIお笑い上達ワークショップに参加し、このコースの実施資格をNAUIトレーニング部門より認められたことを証明するもの。
コース参加要件
年齢:18歳以上
認定/経験/知識
―面白おかしくふるまうことができる
―これまで参加したコースで、最低2つの波乱を起こしたことがある
コースの方針
人数比:現役のNAUIマイムインストラクター1人につき3人まで参加が可能です。
学科 :最低10時間の学習が必要です。
実技 :最低10時間。少なくとも2回の実技を実施しましょう。
制限事項
―すべてのスキルは完全にパントマイムで実施されなければならず、口頭での補足や冗談は受け付けません。
―すべての時間においてNAUIテクニカルダイビング用器材を着用しなければなりません(パントマイム-参加者は器材を実際には身につけずに参加者自身がすべてのテクニカルダイビング器材を着用しているように聴講者に思い込ませる必要があります。)
必要器材
―NAUI指定の基本的なテクニカルダイビング器材、白と黒の縦じまが好ましいでしょう。
―白の手袋
― 一般的なドライスーツ、顔の着色に使う白い粉
学科必要要件
・身体的なお笑いとパントマイムについて、動作の滑らかさ、表情、ハンドジェスチャーなどの側面を網羅すること。
・基本的なパントマイムの格好、未成年聴講者にも受け入れられる態度。文化的な違いや国際的に認められているパントマイムにおける方言などがあるかどうかなども、再確認する必要があります。
・パントマイム問題解決。マイムプランニング、グループ行動手順、課題の読み込み、パニックマイマー、ストレスやマイムパフォーマンスに関わる事故。特定の主題に関しては必要に応じて知識の再確認を行ってください。
実技必要要件
以下のスキルを実施してください
―適切にチームの位置関係と連携をデモンストレーションする
―マイムロストやラインロストが発生した時のためのラインリールのデモンストレーション
―テクニカルマイム器材脱着のデモンストレーション
―チームメンバーが笑う中で快適にスキルを実施するデモンストレーション(パントマイムで)
―ガイドラインの設置、ラインに沿って行動すること、練習することのデモンストレーション
―適切なバルブ開閉の練習のデモンストレーション
―適切なS-ドリル(空気共有)のデモンストレーション
―マイムレスキューのデモンストレーション(事故時やそれに相当するシナリオ)
―少なくとも3mの距離を、前を向いたまま後退(ムーンウォーク)するデモンストレーション
―ロストマイム時の適切な対応(ドラマチックで大げさな表現は加点対象となります)とロストライン時の
適切な対応(ラインを予想だにしなかった場所で見つけた場合は加点対象となります)のデモンストレーション
―無視界状態のシミュレーションにおいて、エア切れマイムのシミュレーションを、想像上のダイビン
グラインをたどり少なくとも30mの距離を歩く。
筆記試験
「全てのコースに適応される方針:評価と書類の作成」を参照してください。
出典:NAUI Finland
このコースはエイプリルフール用の架空のコースです。
実際にはこのコースを指導できるNAUIインストラクター、Mime Diver Course修了書(Cカード)の発行、
ワークショップなどは存在しませんので、ご了承ください。