NAUI#2879
小林 保彦 氏
NAUI#2879
小林 保彦 氏
《ロートルダイバーの独り言》
お蔭様で、今年の7月でインストラクター現役45年になりました。月に3~4回のダイビング、初心者講習、体験ダイビング、ツアー等で、現役アクティブを継続しています。
モチベーションを与えてくれる大自然の海と、NAUIの組織、そして、これまで支えてくれた全ての皆様に感謝の念が堪えません。有難う御座います。
現在、72歳、薬とお医者様には無縁で元気です。
身の丈にあった生活を心がけ、年齢に適した仕事で働き、少しばかりの税金を納め、健康体で老人医療費もかからず、自治体の税収入と、老人医療費の低減に少しは貢献しているつもりです。
愚直に初期のNAUIの教えを守り、過去に行ったITC個人開催のコースディレクターの経験から、人物評価として、『表情、態度、身だしなみ、言葉遣い、挨拶、謙虚、気遣い、思いやりといたわり、反省、努力、知識、経験、説得力、人望、適応力』等々を判断基準として行ってきました。これは一般的に、世間の人物評価にも通じるものと思われます。もちろん、NAUIのITCの評価基準『最愛の人を任せられるか』を最終判断とするのは、言うまでもありません。
時の流れに逆らわず、昔の体力はすでに無いものと無念の境地。車の運転3Aの如く、ダイビングも3Aで、力まず、頑張らず、水中で流れに任せユラユラと揺れ動くカジメの如く、無理をせず現役アクティブを続けます。ちなみに3Aとは、『あせらず,あわてず、安全に』の頭文字のAです。
人は、人間社会からの教訓と大自然からの教訓によって、人間が形成されます。両方からバランス良く教訓を受けることが重要です。片方だけ、または、偏った教訓しか受けていない人は、事に当たり、的確な判断が出来ないばかりか、それによって、周りに迷惑をかけることになります。
元気であっても年寄りは、ダイビングに限らず社会の活動をする上で気をつけること、身の丈と体力に合った活動をすること。特に、老害にならないよう、邪魔にならないよう、若い人が活躍しているところへ出しゃばらない。お互いの平和のため、あくまでも控えめに!
以上、NAUIと世の中の雑感について述べてきましたが、最後に、ビジネス展開で発展を続けるNAUIの更なる発展を強く望みます。また、自分自身として、これからも健康に留意し、薬要らず、医者要らずで元気な百歳超えを目指します。(陰の声:健康を維持するのは、人知れず努力が必要です。) 溌溂颯爽、今日も元気です!!人生後半勝負、これから更に地力を発揮します。
2017年9月22日
NAUI#2879 小林保彦