1月28日(水)に開催された「NAUIスクーバセンター(加盟店)ミーティング」において、(株)オルトメディコ様より『東京医科歯科大学附属病院で減圧症と診断されたダイバーと健常ダイバーへのアンケート結果から見えてきた減圧症の発症誘因について』の講演がありました。
健常者ダイバーのアンケートサンプルは、最後にダイビングを行った地域として【伊豆】【沖縄】【海外】に分けて解析されていますが、地域によって減圧症の発症誘因が違っていることが分ってきています。
今回は【伊豆】での解析結果が報告されましたが『危険因子』として浮かび上がってきたのが、「潜水中の息切れ」「脱水症状」「30m以上の潜水」でした。
また、『安全因子』としては、「ダイブテーブルを引く」「安全停止をする」などでした。こうした結果から『伊豆におけるダイビングでの減圧症の予防』には、以下の項目を実行することが有効であるとの結論でした。
今年NAUI JAPANは『事故ゼロがゴール』を目標に、安全ダイビングの普及・啓蒙を推進してまいります。
(株)オルトメディコでは、更に減圧症発症誘因の研究の精度を向上させるため、健常者ダイバーへのアンケートを行っています。 ホームページでもアンケートに回答できますので、安全なダイビングを普及させるために皆様のご協力をお願いいたします。
●ダイバー問診票(一般健常者用)ページ
http://www.orthomedico.jp/diver/